2019年11月01日のニュース・クリップ

トランプ大統領の弾劾に向けた調査決議案を賛成多数で可決 | NHKニュース

アメリカのトランプ大統領が、大統領選挙の民主党側の有力候補のバイデン前副大統領に不利な情報を得るため、ウクライナに不当に圧力をかけたとされる疑惑で、大統領の弾劾に向けた調査を進めている議会下院は10月31日、弾劾に向けた調査の手続きなどを定めた決議案の採決を行いました。
その結果、賛成が232、反対が196の賛成多数で可決され、弾劾に向けた調査が議会下院で正式に承認されたことになります。

東京新聞:COPはスペイン開催で調整 日程変更なく12月に

チリのピニェラ大統領は10月31日、反政府デモを理由に首都サンティアゴでの開催を断念した12月の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)について、スペインの首都マドリードで開催する方向で調整が進んでいると明らかにした。日程は当初の12月2~13日で変わらない見通し。

シシャモ、食卓から消える? ノルウェーが2年連続禁漁  :日本経済新聞

北欧産が国内流通の9割以上を占めるが、大産地のノルウェーが10月、資源保護のため2年連続で禁漁とすることを決めた。……国産シシャモ「本シシャモ」は、北海道にしかいない日本固有の魚だが、水揚げ量が激減、1980年代から輸入物が主役となった。シシャモの国内消費量は年2万トンで、9割をアイスランドノルウェーからの輸入が占める。……ノルウェーアイスランドは今年、全面禁漁とした。さらにノルウェーは来年の禁漁継続を決めた。アイスランドも来年の漁をどうするか検討中。……世界の近年のシシャモ卵需要は年1万8千トンと、日本の7倍以上に膨らんだ。北欧からの輸入価格は18年までの5年で1.6倍に上昇している。

三菱航空機、スペースジェットの受注100機キャンセル - 産経ニュース

三菱重工業子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)は31日、開発中のジェット旅客機「スペースジェット(旧MRJ)」について、地域航空会社を傘下に持つ米トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)との受注契約を解消したと発表した。TSHからは、平成22年にオプション50機を含む最大100機を受注していた。顧客の経営悪化以外の理由で受注がキャンセルされるのは初めて。
 契約解消は、納入予定だった90席級「M90」が、パイロットの組合と航空会社の協定による座席数の制限に引っかかり、米国の地域路線で運航できないため。契約当時はM90が制限対象から外れ、運航が可能になると見込まれていた。

[FT]日本化しないドイツの幸運

もし、ドイツ経済がユーロ圏に守られていなかったらどうなっていただろうか。大幅なドイツマルク高になっていたことは間違いない。しかも世界的な低インフレの中で、だ。輸入物価の下落でドイツはデフレになり、輸出による利益と輸出は縮小し、巨額の国外資産が目減りして独金融機関は損失を被ることになる。その状況では名目金利を大幅なプラスに維持することは不可能になり、恐らく恒常的な財政赤字に直面していただろう。
一言で言えば、ユーロ圏はドイツを日本化することから守ってきたということだ。