2019年12月07日のニュース・クリップ

▼スロバキア前首相を少数民族ロマ差別で訴追　FBにヘイト投稿 - 毎日新聞

スロバキア当局は5日、与党スメル（道標）党首のフィツォ前首相を、少数民族ロマを巡る人種差別の罪で訴追したと発表した。フィツォ氏が「ロマは全く国家に貢献していない」とする極右政党員の発言を支持したためで、中・東欧諸国の根強いロマ差別が改めて浮き彫りになった。……極右党員は2016年、ラジオ番組でロマを差別し、今年9月に最高裁で有罪が確定。

▼日立、英高速鉄道の車両・保守受注　500億円で　　:日本経済新聞

日立製作所は6日、英国の西部を走る高速鉄道車両の製造・保守を3億5千万ポンド（約500億円）で受注したと発表した。計135両（23編成）を受注した。……英国とイタリアの鉄道会社の合弁企業であるファースト・トレニタリアに納入する。新車両は2022年に営業運転を始める。保守の期間は26年3月まで。従来は他社の車両が使われていた。

▼CNN.co.jp : 日産が米工場の操業停止へ、来月２日と３日の２日間

日産自動車は５日までに、来年の１月２、３両日に米国内の工場などの操業を停止する方針を明らかにした。……２日間の操業停止では従業員に給料は支払われない。日産とは直接の関係がない販売店には影響がない。

▼ウーバー、2018年に米国で約3000件の性的暴行事件の報告 - ロイター

米配車大手ウーバー・テクノロジーズは５日、安全に関する報告書を公表し、同社のサービス中に運転手や利用客が関わった性的暴行事件が米国内で２０１８年に３０００件以上報告されたと明らかにした。……１８年の性的暴行の報告件数は前年から１６％減少した。また、乗客に責任があるものが全体の約半分を占めた。
１７年と１８年を合わせた２３億回の利用回数のうち、９９．９％は安全面で問題がなかったという。

▼米雇用統計、11月は26万人増に回復　利下げ休止へ　:日本経済新聞

米労働省が6日発表した11月の雇用統計（速報値、季節調整済み）は景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月比26万6千人増えた。……失業率は3.5%と前月比0.1ポイント低下し、半世紀ぶりの低水準を保っている。ゼネラル・モーターズ（GM）のスト終結で自動車関連の就業者数が4万人増えた。運輸・倉庫業も年末商戦を前に雇用を1万5千人積み増した。……賃金にも上昇圧力がかかっており、10～11日の米連邦公開市場委員会（FOMC）では、4会合ぶりに利下げを見送る見通しだ。