2020年11月30日のニュース・クリップ

12月7日にもワクチン接種開始 英政府が緊急承認へ

フィナンシャル・タイムズによりますと、イギリス政府はファイザーなどのワクチンを数日中にも緊急承認し、早ければ来月7日から接種を始める見通しだということです。医療従事者や介護施設の入所者と職員、そして高齢者を優先して接種を始める方針です。ファイザーはこのワクチンについて、最終段階の臨床試験で「95%の有効性を示した」と発表しています。アメリカでも同じワクチンの接種が来月11日にも始まる見通しです。

コロナ欧州起源説に否定的 WHO「武漢での調査必要」:東京新聞 TOKYO Web

世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するライアン氏は27日の記者会見で、新型コロナウイルスが昨年12月から中国湖北省武漢市で大規模に流行する前に、既に欧州などで発生していたのではないかとの説について「中国が起源ではないというのは、かなり不確かな臆測にすぎない」と、否定的な見解を示した。

CIAと独情報機関、別のスイス暗号機器メーカーもスパイ活動に利用か:AFPBB News

スイスの暗号機器メーカーを米中央情報局(CIA)とドイツの情報機関が秘密裏に所有して各国政府の極秘通信内容を収集していたとされる問題で、別のスイス企業も米独のスパイ活動に利用されていたとする調査報道番組が放送され、スイス政界を揺るがしている。
 スイスでは今年2月、暗号機器メーカーのクリプト(Crypto)を米独情報機関が共謀して利用し、長年にわたって改変した暗号機器を各国政府に販売して極秘通信の内容を抜き取っていたことが明らかになっており、2社目の疑惑浮上に議員らは怒りをあらわにしている。

ロシア オウム真理教 ロシア人幹部の男に懲役15年の判決 | NHKニュース

ロシアでテロ組織に認定されているオウム真理教の幹部、ミハイル・ウスチャンツェフ被告はテロ活動を行った罪などに問われ、ロシア国営のタス通信などによりますと、26日、ロシア南部のロストフ・ナ・ドヌーにある裁判所で判決が言い渡されました。
この中で裁判所は被告が、オウム真理教を広めるための組織を10年前に首都モスクワで設立し、幹部として、国内外でセミナーを開くなどの活動を行ったほか、セミナーで、オウム真理教の教義を説く本などと引き換えに参加者から金を集め、日本側の幹部に渡していたと指摘しました。
そのうえで、ウスチャンツェフ被告に、市民に危害を加える宗教団体を設立し、ロシア政府がテロ活動と認定する行為を行ったとして、懲役18年の求刑に対し、懲役15年を言い渡しました。

バイデン氏 飼い犬と遊び足の骨にひび | NHKニュース

バイデン氏の陣営の発表によりますと、バイデン氏は、28日に愛犬の「メジャー」と遊んでいた際に、足を滑らせて右足首をひねったということです。
バイデン氏は医師の診察を受けて、当初は捻挫と診断されていましたが、29日、CTスキャンで詳しく調べた結果、右足のかかとから、つま先の間の一部の骨に小さなひびが入り、骨折していたことが分かったということです。
バイデン氏は、今後数週間は治療のために、足を保護するブーツを履いて仕事したり生活したりする可能性が高いとしています。