今日このごろ。

漫画家の雷句誠が、漫画原稿の紛失に関して小学館を訴えた裁判で、和解案の提案を行ったようです。

雷句誠の今日このごろ。第2回口頭弁論。より
この和解案、まだ詳しくは書けませんが、小野智彦弁護士さんのブログに、弁護士さんの判断の範囲内で内容が明記してあります。もしご興味があれば、下記URLへジャンプ!↓
http://lawyer-tomohikoono.com/

小野智彦弁護士のブログより

一つは、謝罪と解決金の支払い。
もう一つは、原告と被告とで共同の提言を行うという案を出しました。
内容的には、簡単に書きますと、
① 漫画について、関係者は、その原稿に美術的価値を見いだし、創作者の意向を十分に尊重する姿勢が必要であること。
② 漫画原稿について出版社の管理の仕方についてのルール
③ 原稿紛失時の損害賠償金ルールについての根本的な見直し
以上を3本柱にしました。具体的な内容については、こちら側の案は示しておりますが、今後小学館側との話し合いの中で固まっていくものと思います。