やっぱり?――2008年10月6日

●ドイツ:7兆円で不動産金融支援 大型破たんの危機回避
http://mainichi.jp/select/today/news/20081006k0000e020005000c.html

とうとうアメリカの金融危機が、ヨーロッパにまで波及したんですね。大変なことです。でも、やはり対処は早いですね。日本の場合は、たとえば1996年に住専公的資金を入れるのにも、大騒ぎしたあげく、その後も銀行の倒産は続きました。何を守るのか、金融システムや預金者保護を明確に打ち出せば、支持は得られるはずだと思います。


麻生内閣支持41%、不支持42% 本社連続調査
http://www.asahi.com/politics/update/1005/TKY200810050172.html

麻生総理は、できるだけ長く続けると思います。民主党の失策を待つ方針じゃないかと思います。それに民主党政権担当能力があるか、という問題もありますよね。私は意外と大連立もあるのではないかと思います。というか、むしろ今しかチャンスは無いのかもしれません。というのも、小政党がキャスティング・ボードを握りすぎるのはどうか、という点と、最近のアメリカ発の金融恐慌に対処するため、という大義名分が成り立つからです。


加勢大周容疑者出演の昼ドラ打ち切り CBC制作
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200810050142.html

「9月1日から始まった「キッパリ!!」(全45話)は25話まで放送済みで、残り20話の放送を取りやめる」とのこと。ですが、半分近くまで放送してたらしいんだけど、撮影の間、スタッフは、加勢大周の様子がおかしいとは思わなかったのだろうか? という疑問はわきますよね。


●9月末まで「10月3日解散」 「新聞辞令」連戦連敗の大外れ
http://www.j-cast.com/2008/10/03028036.html

日本のマスコミは、ときどき暴走することがあるのですが、これも、その一例ですね。新聞やテレビが信頼を無くすだけだと思うんですけど。なんとなく、裏で絵を描いている人がいる、ということなんでしょうかね? そういえば、昨年の今頃も「麻生クーデター説」というものが取り沙汰されました……。しかし、あれは実は、麻生氏に総理になって欲しくない人たちが、自民党とマスコミにいて、クーデター説を流すことで、麻生総理の芽をつむという戦略だったようですね。しかし、この手の裏話もインターネットが普及したことで、昔に比べれば、ずっと明るみになりやすくなったのも事実。自民党の政治だけでなく、マスコミのあり方も問われているような気がしますね。


●「事務所借りてしまった」「早く日程を」 解散延期で若手議員が悲鳴
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081004/plc0810040015000-n1.htm

こういうニュースも恣意的に流されている気がするのですが。若手議員と言った場合には、自民党では「小泉チルドレン」が大半を占めているわけですよ。しかも、彼らは、次の総選挙で当選する可能性は限りなくゼロに近い。資金力があって、わざわざ事務所を借りなくても大丈夫なような、キャリアの長い議員達は、総選挙が延期になっても、その影響は小さい。つまり、小泉チルドレンの悲鳴なんか聞こえない振りをすることも考えられます。若手議員が多いのは、民主党も同じなわけですから、このダメージは、自民、民主ともに、同じように効いてくるのだと思います。