後藤組問題まとめ

2008年10月17日 
後藤組組長を「絶縁」処分 山口組、内紛の様相
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200810160113.html
山口組執行部は、誕生日に有名歌手を招いて開いたゴルフコンペなどをめぐって後藤組長を除籍処分にした。後藤組長がこれに不満を訴えたことから、執行部は「意向に従わない」として16日に絶縁を言い渡した。これに対し、直系組長十数人が執行部を批判し、連名の文書を配布したことを捜査当局は確認している。文書には処分への疑問や、上納金が高額になったことへの反発などが書かれているという。 」

2008年10月17日 
御法度連発、シノギができず傘下団体に不満充満 後藤組除籍の背景
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081017/crm0810172254041-n1.htm
暴力団の世界では不手際に対する懲戒は除籍、破門、絶縁−の順に重くなる。多くの場合、除籍は進退伺を出した場合に下され、一定期間後に復帰が認められる場合があるが、警察幹部によると「今回の後藤組長に対する除籍は、復帰の可能性を排除した厳しいものだった」という。」
「ある警視庁の元幹部は「山口組全体に『規制が乱発されているのに、6代目組長の出身母体は、ご法度御免とばかりに好きなシノギをやり放題ではないか』との不満がある。後藤組長は従来、シノギに細かく規制をかける総本部の姿勢に反発していた。今回の同調勢力の表面化で亀裂も明確になった」と指摘している。」

2008年10月22日 
後藤組長の処分、「除籍」で決着 山口組
http://www.asahi.com/national/update/1020/OSK200810200043.html
指定暴力団山口組の有力組織・後藤組静岡県富士宮市)の後藤忠政(本名・忠正)組長(66)が永久追放の「絶縁」を言い渡された問題で、同組長の処分がより軽い「除籍」で決着したことが捜査当局への取材で分かった。執行部批判の文書を配布した複数の直系組長らも批判を撤回したといい、捜査当局は事態が落ち着きつつあるとみている。」

2008年10月23日 
山口組が直系組長を大量処分 後藤組長の処分で波紋
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081023/crm0810231218017-n1.htm
後藤組長については除籍処分に反発したため絶縁としていたが、除籍を受け入れたため、最終的に除籍処分に落ち着いたという。」

2008年10月25日 
山口組、直系組長10人処分 後藤組組長「除籍」問題
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0001538760.shtml
「県警によると、神戸や熊本県の組長二人が追放となる「絶縁」、五人が除籍、三人が活動を自粛する「謹慎」になったという。いずれも自身の処分に反発した後藤組長に同調する動きをみせたとされる。
 後藤組長は幹部ポストの一つに就き、豊富な資金力を背景に山口組内での発言力も大きかった。後藤組長が処分に従わなければ内部分裂の可能性もあったとされるが、執行部が最も重い絶縁処分の方針を示すと、後藤組長は除籍を受け入れ、引退を決めたという。組は解散して約千人の勢力が二つに分割され、それぞれ新しいトップが就く見通しという。」