経済再生プラン――2008年12月07日

●米・オバマ次期大統領、50年ぶりの大規模インフラ投資など経済再生計画の概要明らかに
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00145419.html
「週末恒例のラジオ演説で、オバマ次期大統領は、11月の雇用統計が大幅に悪化したことを指摘し、経済再生計画の一環として、1950年代以来、最大規模の高速道路網の抜本的整備を行い、雇用を創出する考えを明らかにした。
このほか、ブロードバンドの普及率拡大や、学校・医療システムの近代化などを柱とする計画の概要を発表し、2009年1月の政権発足後、すぐに実行に移す意欲を示した。」

●読む政治:「地方に1兆円」が混線 答え出せぬ官邸(その1)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081207ddm001010060000c.html
ガソリン税自動車重量税からなる道路特定財源の「一般財源化」は、配分方法の名称を変えるだけで、実際には大半が道路建設に充てられる形で決着する見通しになった。一般財源化に関する自民党のプロジェクトチーム(PT)が4日に決定した改革案は、国に入る道路財源3・3兆円のうち、1兆円を「地域活力基盤創造交付金」として地方に回すというものだ。PT座長の谷垣禎一国土交通相は5日、「8割ぐらいは道路になる」と言い切った。」

●読む政治:「地方に1兆円」が混線 答え出せぬ官邸(その2止)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081207ddm003010091000c.html
小泉政権から始まった一般財源化の試みは、こうして当初の構想とは似ても似つかないものへと変質した。自民党の政調幹部は迷走の原因をこう指摘する。「まず事務の官房副長官が調整し、最後は官房長官が関係大臣を集めて引導を渡すのが本来のやり方だ。首相主導を演出したかったのだろうが、政策の詰めが甘すぎる」……過去の自民党政権は状況に応じて柔軟に政策転換を繰り返してきた。しかし、今やその統治能力は明らかに低下している。財務省幹部は指摘する。「12月は小泉政権以来ためてきた難しい宿題の締め切り月だった。でも、麻生政権で解ける宿題ではなかった」」

●社説ウオッチング:09年度予算編成方針 なし崩し歳出増懸念
http://mainichi.jp/select/opinion/watching/news/20081207ddm004070005000c.html「◇なし崩し歳出増懸念−−毎日など ◇転換に批判的な論調−−産経 ◇財政規律に触れず−−読売」

●民主「改革派」との連携想定=政界再編で自民・中川秀氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008120700052
自民党中川秀直元幹事長は7日午前のフジテレビ番組で、次期衆院選後の政界再編について「(国民は)改革派が(自民、民主)両党から出てきてやるようなものを期待している。政界全体がひっくり返ることを望んでいる」と述べた。構造改革路線の堅持を旗印に、民主党の「改革派」議員との連携を想定していることを明らかにしたものだ。」

●渡辺氏、離党・新党結成には含み 民放で重ねて首相批判
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008120701000126.html
自民党渡辺喜美行政改革担当相は7日のフジテレビ番組で、自らの麻生太郎首相への批判的な言動に対し党幹部が離党を迫るなど反発を強めていることについて「自民党から出て行ってもらいたいとの声が大合唱になれば、そうなる可能性もある」と述べ、将来的な離党や新党結成に含みを残した。」

●郵政見直し、揺れる自民 4分社体制に異論
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081207AT3S0600F06122008.html
自民党内で郵政民営化策の見直し論が浮上してきた。郵便事業会社と郵便局会社の統合など4分社体制の修正や郵便貯金の預入限度額(1000万円)の引き上げなどが主な論点。次期衆院選を前に組織票を持つ全国郵便局長会(全特)との関係を修復したい思惑もちらつく。ただ、小泉改革の象徴ともいえる郵政民営化の見直しには反対論も根強く、麻生内閣の新たな火種になりかねない。」

●金融法案、来週にも成立 通常国会、召集は1月5日にも
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081207AT3S0502Q05122008.html
「与党は来週にも金融機能強化法改正案が成立する見通しになったことを受け、25日までの国会会期を再延長しない方針を固めた。来年の通常国会は例年より前倒しして1月5日に召集する案を軸に調整しており、残る重要法案は軒並み先送りする。」

●【橋下徹研究】第4部 どこまで言って委員会(5)“もろ刃の剣”ワンセンテンス
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081207/lcl0812070839000-n1.htm
「「すみません、ちょっと言葉間違っちゃいました」。タレント時代の橋下徹(39)は本番を終えた後、スタジオの片隅で待つ所属事務所「タイタン」の社長、太田光代(44)にそう言って謝ることが時折あったという。事務所からバラエティー番組への出演も積極的に勧められた橋下。太田は「コメンテーター一本のときよりも、言葉のキャッチボールが一層うまくなった。お笑い芸人よりも空気が読めていた」と話す一方で、「生放送ではパッと誤解を招く表現を使ってしまうことがあった。頭の回転が速いので、ワンセンテンスで物事を説明してしまう。そこが逆にテレビ向きでもあったんですけどね」。……コメンテーター時代、太田の夫でもあるタレントの太田光との対談でこう述べていた。「テレビの場合、何を言ってるかなんて、本当は誰も聞いちゃいないんです。だけど、真剣に何かを話してるってイメージだけはちゃんと伝わりますからね」……希代のコメンテーターでもある橋下に「暴言や失言の定義」を問うと、こんな答えが返ってきた。「受け入れられなかったら駄目、訂正や撤回ということになれば確実にアウトでしょうね。やはり結果がすべてだと思います」」

●追跡2008:朝バナナ・ダイエット 過剰な健康志向、市場振り回す
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20081207ddlk23040260000c.html
「この秋、バナナが全国の店頭から消えたことをご記憶の方も多いだろう。スーパーの果物コーナーでは、開店と同時に買い占める客が殺到、昼前には売り切れる店が相次いだ。騒ぎは1カ月で収束したが、納豆やココア、寒天などに減量効果があるとして品薄になったのもつい最近のこと。「日本人は、ダイエットに固執して食べ物をえり好みする傾向が強い」と専門家は言う。これからも身近な食品が突然、食卓から消えないとも限らない。」

朝バナナダイエット

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