世の不安 宗教だのみ? 法人拠点 建設ラッシュ

十勝毎日新聞社ニュース
http://www.tokachi.co.jp/news/200812/20081208-0000115.php

世の不安 宗教だのみ? 法人拠点 建設ラッシュ
「信者数が増、近年特に」
 帯広市内で宗教法人の拠点整備が相次いでいる。それぞれ「ここ数年で信者数が増えている」と口をそろえる一方、景気が低迷する中での建設ラッシュに、一部の法人は「世の中の不安定さが反映された結果とも取れる」と複雑な表情をのぞかせている。
 幸福の科学(総合本部東京、大川隆法総裁)は11月1日、西8南13で「帯広支部精舎」を着工、来年4月30日に竣工(しゅんこう)予定。敷地面積は約1300平方メートル、施設は鉄筋コンクリート造2階建て。完成後は、現在貸しビルに入居する同支部(東5南21)を移転、礼拝や研修などに使用する。
 幸福の科学は1986年設立。公称信徒数は1000万人。道内には札幌、旭川、帯広など10支部がある。同広報局は「信者数は毎年着実に増え続けており、昨今は特に発展している」と話す。
 真如苑(総本部東京、伊藤真聰苑主)は、大通南8に「真如苑真澄寺別院 とかち布教所」を建設中で、今月16日に開所予定。鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積は約1500平方メートル。完成後は寺院として使用する。
 真如苑は36年設立。公称信徒数は約86万人。道内には札幌に北海道本部があるほか、旭川、釧路など5支部を設けている。「近年、信徒数は微増が続いている」(同広報課)。
 念法眞教(総本山大阪、稲山霊芳燈主)は3月、西1南13に鉄筋コンクリート造5階建て、延べ床面積1335平方メートルの帯広念法寺を建立した。西19南3にあった布教所を移転し、道内11番目の拠点として法要などを行っている。
 念法眞教は25年開宗の天台宗系の仏教団。公称信徒数は約80万人。帯広には78年に布教所ができた。「信徒が増えたため寺院を建てた。積極的な布教活動は行っていないので、近年は信徒数の大幅な増加はない」(同総務部)。
 そのほか、創価学会(本部東京、原田稔会長)も今春までに、東3、4南16の土地を取得し、約7500平方メートルの区域を開発。老朽化が進む現在の帯広文化会館(西12南17)に代わる会館を建設するため、建築確認申請を行っている。
(丹羽恭太)

●宗教施設の選挙利用調査を 民主など、公明揺さぶり
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112401000269.html
公明党の支持母体である創価学会が所有施設を選挙活動に利用しているとして実態を調査するチームを立ち上げる構想を民主党菅直人国民新党亀井静香両代表代行が推進している。」

麻生首相、世界の7割の宗教は労働を罰と考えている
http://christiantoday.co.jp/main/society-news-785.html
「地方遊説の一環として九州地方を訪れた麻生太郎首相は7日、熊本県天草市内のホテルで演説し、高齢者の就労問題に関連して「旧約聖書では神がアダムに与えた罰は労働」だとし、キリスト教イスラム教を合わせた世界の7割くらいの宗教の哲学では労働は罰だとしていると自身の宗教観・労働観を語った。全国紙各紙が伝えた。……首相自身はカトリック教徒。祖父である吉田茂元首相の雪子夫人がカトリック教徒であったこともあり、吉田家は長男の健一を除いてはみな信者であった。」

●「国家宗教」推進の批判も 死去のアレクシー・ロシア正教総主教
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081206/erp0812061742004-n1.htm
「5日に死去したロシア正教の第15代総主教、アレクシー2世は、無神論ソ連から解放され精神的なよりどころを求めるロシア国民の心理を背景に信徒を拡大、今日の隆盛を実現した。半面、愛国心高揚の一環として正教信仰を推進したプーチン前政権と親密な関係を築き、正教を事実上の「国家宗教」の座に押し上げた点については、政教分離の観点から疑問を投げかける向きもある。」

ロシア正教のアレクシー2世総主教、KGB情報提供者の過去
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2546426/3588481
「5日に79歳で亡くなった、ロシア正教会の総主教アレクシー2世(Alexy II)は、旧ソ連の国家保安委員会(KGB)の情報提供者だった――。共産主義諸国の宗教研究機関、英Keston Instituteが5日、明らかにした。……アレクセイ2世が「Drozdov」というKGBのコードネームを持っていた……」

●【今日のブログ】仏教の祖、釈迦は韓国血統だった?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1208&f=column_1208_006.shtml
「仏教は中国でも広く信仰されている宗教であるが、韓国の朝鮮日報の報道によると、韓国の成均館大学歴史学科が中国やアフガニスタン、インド、ネパール等の古代資料をつぶさに研究したところ、仏教を編み出した釈迦は実は韓国の血筋を引いていたという。」

※この主張は、さすがに……(笑)。

●宗教と気候問題について議論 スウェーデンで国際会議
http://christiantoday.co.jp/main/international-news-1923.html
「環境運動が宗教と関わるべき理由が、スウェーデンのウプサラで11月28〜29日開かれた国際気候サミットで話し合われた。問題提起したのは『宗教と維持連合』のマーチン・パーマー事務局長。サミットは、スウェーデン教会(ルーテル派)のアンデルス・ウエイリド監督の招請で開催されたもので、各宗教から約1000人が参加した。」