トヨタ・ショック続く

トヨタ、下期は営業赤字 1000億円規模の公算
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200812140048.html
トヨタ自動車が、二〇〇九年三月期連結決算の業績予想を再度下方修正し、下期(〇八年十月―〇九年三月)は営業赤字を計上する見通しとなったことが十三日、明らかになった。赤字幅は一千億円規模となる公算が大きい。円高と販売台数の低迷がこれまでの想定を超えるペースで進んでいるため。半期での営業赤字は、一九九九年に米国会計基準を導入して以来、初めてとなる。」

トヨタ:役員賞与ゼロ 今年度、10億円コスト削減
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081214ddm001020096000c.html
トヨタ自動車が08年度の役員賞与(ボーナス)をゼロにする方針であることが13日、分かった。下期(08年10月〜09年3月)の連結営業損益が赤字に転落する公算が大きくなるなど、世界的な金融危機で業績が悪化しているため、経営責任を明確にするとともに「聖域なきコスト削減」の姿勢を内外に示す。削減額は約10億円。」

トヨタ、大型投資先送り 業績悪化、見直し最大規模
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081214AT1D1301G13122008.html
トヨタ自動車は世界販売の急減を受け、国内外で大型投資を先送りする。中国やブラジルの工場増強を延期、国内主力工場の投資も先延ばしする。販売不振と円高進行で業績が悪化しており、過去最大規模の投資計画見直しに踏み切る。」

トヨタ労組、賃金改善要求へ 春季交渉、難航は必至
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081214AT1D1207I12122008.html
トヨタ自動車労働組合(鶴岡光行執行委員長)は2009年の春季労使交渉で、08年春の要求額(組合員平均で月額1500円)を上回る賃金改善を求める見通しになった。賃上げ要求は4年連続。物価上昇分に見合った賃金改善で生活水準の維持と内需喚起につなげる狙い。」

トヨタ系部品メーカー、派遣9割を削減 トヨタ紡織九州
http://www.asahi.com/business/update/1212/SEB200812120012.html
トヨタ自動車系の部品メーカー、トヨタ紡織九州(佐賀県神埼市)が来年3月までに派遣社員の9割に当たる約100人を削減することが分かった。10月から順次、契約期間が終わった人について契約を打ち切っている。」

●ロス近郊の港にトヨタ車数千台 米国の販売急減で足止め
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121301000392.html
「米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のロングビーチ港の敷地に、輸入されたトヨタ自動車などの乗用車計数千台が足止めされている。米国での新車販売の急減により在庫を抱えた販売店への配送が滞り、日本メーカーにとっても厳しい市場環境が浮き彫りになっている。港湾当局によると、トヨタはもともと約60ヘクタールの土地を確保していたが、拡大を要請。約9ヘクタールをさらに借り受けた。当局は「このような要請は今までなかった」(広報担当者)と話す。」

GMの倒産を恐れるトヨタ 支援する際のネックは「時給7000円」の高賃金
http://moneyzine.jp/article/detail/115840
ビッグスリーが破綻した場合には、その後の従業員の雇用など日本のメーカーに支援を求めてくることも予想される。たとえばトヨタGMの工場や従業員を丸ごと引き受けるような依頼もあるだろうが、トヨタも08年11月の米新車販売は前年同月比33.9%減と大幅に減少しており、自分のことで手いっぱいの状況だ。 とくにGMの従業員の高い賃金はトヨタにとっては頭の痛い問題。米自動車業界団体の調査によると年金や医療費負担も含んだGMの従業員の賃金は時給78.21ドル(7000円)とトヨタよりも4割近く高い。金融危機円高の影響で08年9月の連結中間決算では、北米の営業利益が米国会計基準を導入した98年以来初めて実質赤字(346億円の損失)に転落し、かつてないほどの苦境にある今のトヨタに大量の従業員をGMから引き受ける余裕はないだろう。」

●「大企業の非正規大量解雇、許されない」高木・連合会長
http://www.asahi.com/job/news/TKY200812130243.html
「――非正規労働者の大量解雇に歯止めがかかりません。
 あってはならんことだ。一番頭に来ているのは、トヨタ自動車キヤノンなど、中小に比べて体力のある大企業が、次々と非正規の人たちを大量に減らしていることだ。満期を待たずに中途解約する例も多い。数カ月の雇用すら継続できないほど、切迫しているのか。御手洗冨士夫日本経団連会長は会見で「苦渋の選択」と言ったが、「苦渋」の中身が全く伝わってこない。 」

●減産211万台以上に拡大 自動車各社の業績悪化必至
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121301000452.html
「自動車・トラック大手12社が2008年度に世界で計211万3400台以上の減産を決めたことが13日までの共同通信社の集計で判明した。11月30日段階の集計から約2週間で21万台以上も拡大しており、景気悪化による世界的な自動車販売の低迷が、減産の上積みを急拡大させた格好だ。」