クリントン来日――2009年02月15日

▼首相地元で小泉氏批判大合唱 「さっさと政界去るべき」
http://www.asahi.com/politics/update/0215/SEB200902140014.html
郵政民営化をめぐり小泉元首相が麻生首相を痛烈に批判したことが波紋を呼ぶ中、自民党福岡県連の定期大会が14日、福岡市で開かれた。内閣支持率が低迷し、「麻生降ろし」もささやかれる中、県選出国会議員や県議からは小泉氏を批判し、首相を擁護する声が相次いだ。 》

▼小沢代表「もっと表に出るべき」=民主・渡部氏インタビュー
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009021301003
《−小泉純一郎元首相が麻生太郎首相を批判した。
 (郵政民営化をめぐる発言で)さすがの小泉君も腹を立てたんじゃないか。ただ、(単に)腹に据えかねたのか、計算の上で言ったのかは分からない。
 −2008年度第2次補正予算関連法案の採決で自民党から造反が出る可能性は。
 小泉チルドレンも選挙区に帰ると、三位一体改革は間違いだと言っている。頭の中はどうすれば選挙に有利か(しかない)。(衆院再可決時に)16人も反対に回るとは考えられない。
 −自民党の今後をどうみるか。
 かつては自民党内に『2大政党』があり、田中派が駄目なら福田派、福田派が駄目なら田中派ということで票を得ていたが、今は自民党が(首相の)看板を掛け替えても、国民は受け入れない。政局の安定を図る方法はたった一つ。衆院解散しかない。
 −自民党内の「政局」に国民の関心が集まるのでは。
 一番の狙いはそれだと思う。こういう時はじっとしていることだ。静観するのが一番いい。小泉君にしてやられる。
 −民主党小沢一郎代表の党運営は。
 今は「次の首相」という立場。国民に対する顔であると同時に世界に対する顔にもなる。もっと積極的に表に出るべきだ。
 −民主党衆院選で勝った場合の政権の枠組みは。
 野党全体で過半数を取った場合は、社民党国民新党との連立内閣になるが、その場合は自民党からどっと(政権に)来る。自民党は政権党でなければ選挙区に帰れない議員が多い。
 −解散はいつか。
 自民党の立場で言えば9月まで(ない)。しかし、5月ごろやれという世論に抵抗できない雰囲気になるんじゃないか。
 −民主党は頼りないとの指摘があるが。
 自民党には不信、民主党には不安がある。だから今、われわれがなさねばならないことは、麻生君がどうだ、小泉君がどうだという話ではなく、国民が安心して政権を任せられる具体的な政策を訴え、国民の不安を取り除くことだ。》

▼日本が最初の訪問国…クリントン国務長官、16日来日
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090215-OYT1T00072.htm
クリントン国務長官が16日に来日する。クリントン氏の外国訪問は就任後初めてで、新任の国務長官が最初の訪問国に日本を選ぶ初のケースともなる。17日に行われる麻生首相、中曽根外相、浜田防衛相との会談では、日米同盟の重要性を再確認するとともに、北朝鮮問題などアジア情勢を中心に、国際社会の懸案について幅広く協議する見通しだ。……クリントン氏は滞在中、小沢民主党代表、北朝鮮による拉致被害者の家族とも会談する。》

▼小沢氏と党幹部にズレ クリントン会談、見送り→再交渉
http://www.asahi.com/politics/update/0214/TKY200902140192.html
クリントン国務長官民主党の小沢代表の会談が17日に東京都内で実現することになった。来日直前まで調整がもつれた背景には、政権交代に備え米国とどう向き合うかをめぐる、小沢氏と他の党幹部らの意識のずれがあった。……長官が滞在する16〜18日の大半は、小沢氏が衆院選に向け力を入れる地方出張と重なった。同党は13日午前、会談見送りを在日米大使館といったん確認した。だが、小沢氏に会談を求めてきた菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長らは「政権交代に備え、オバマ政権が民主党への理解を深める契機に」とこだわった。党幹部らが協議し、13日夜に米政府に親書を送って再交渉。小沢氏が出張から戻り、長官が麻生首相主催の夕食会を終えた17日夜に会談がねじ込まれた。》

▼米景気法案成立へ、両院可決 72兆円規模、大統領が近く署名
http://www.nikkei.co.jp/senkyo/us2008/news/20090214r2m1401314.html
《米上下両院は13日の本会議で約7870億ドル(約72兆5000億円)の景気対策修正法案を可決した。オバマ大統領が近く署名し同法は成立する見通し。オバマ政権が最優先課題に掲げてきた景気対策が決着し、米経済政策の焦点は金融安定化策に移る。だが、バイアメリカン条項(米国製品優先購入)を維持しており保護主義への懸念が残る内容となった。》

景気対策法案、米・上下両院で可決
http://news.tbs.co.jp/20090214/newseye/tbs_newseye4062527.html
《下院本会議の採決結果は246対183で法案は可決されましたが、共和党議員からは結局、賛成者はゼロのままで、足元の民主党からも7人の反対が出ました。続く上院本会議でも60対38と何とか可決に必要な60票に達したものの、共和党からの賛成者は修正前と変わらぬ3人に留まり、オバマ大統領が求めていた「超党派」での支持は広がりませんでした。》

▼インド、「中国との戦争」に備え武器の大量購入を計画―米誌
http://www.recordchina.co.jp/group/g28540.html
《2009年2月12日、米軍事専門誌は、インドが中国との戦争を想定して今後5年以内に総額300億ドル(約2兆7000億円)分の武器購入を計画していると報じた。中国紙・環球時報が伝えた。米軍事専門週刊誌「ディフェンスニュース」は最新号で、インドはテロ対策のほか中国やパキスタンとの戦争に備えるため、今後5年以内に300億ドル分の武器を購入し、軍事力を大幅に増強させる計画だと報じた。インドでは昨年11月、ムンバイで同時テロが発生、外国人を含む多数の死者を出している。》

▼静岡、小田原で26度=気温上昇、各地で記録更新
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&rel=j7&k=2009021400283&j1
《日本列島は14日、北海道付近を通過した低気圧の影響で南から暖かい空気が流れ込み、全国的に気温が上昇しぽかぽか陽気となった。気象庁によると、午後1時すぎに静岡市清水区で26.8度、神奈川県小田原市で26.1度を観測しそれぞれ25度以上の夏日となるなど、北海道から宮崎県まで各地で2月の最高気温を塗り替えた。》

▼人気急落でサッカー協会困窮 頼みの綱はやっぱり"旅人"(前編)
http://www.cyzo.com/2009/02/post_1446.html
《【A】 目の肥えたサッカーファンは、アジア最終予選が「実は楽」ってことを十分知っているし、日本代表がどう引っくり返っても、W杯本番で通用しないこともわかっている。かといって一般層のサッカーへの関心は昔に比べてかなり薄れているし。
【B】 要は6月のウズベキスタンカタール、オーストラリアと続く3連戦で1勝1敗1分でも予選通過ですから。たとえその前の2月のホームのオーストラリア戦で負けても、3月のバーレーン戦に勝てば、もうグループリーグ2位以内=南アフリカ行きは手に入ったも同然ですよ。ということで、岡田ジャパンにはぜひ連敗していただいて、監督交代で話題作りをしていただければ(笑)。》