西松建設を巡る疑惑 まとめ Vol.21

▼「検察、捜査の説明不要」 法相、西松献金事件で
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090313AT3S1302413032009.html
森英介法相は13日の閣議後の記者会見で、西松建設の巨額献金事件に絡み民主党小沢一郎代表の公設秘書が逮捕された事件について「捜査で判明した事実を公判以外の場で公にした場合、その後の捜査や公判に重大な支障が生ずる恐れがある。(検察当局は)説明の必要はない」と述べた。民主党内に検察当局の説明を求める意見があることを受けた。》

鳩山幹事長、検察側に説明要請
http://www.ntv.co.jp/news/130986.html
民主党・小沢代表の資金管理団体をめぐる違法献金事件に絡み、小沢代表の秘書が逮捕されたことを受け、民主党鳩山幹事長は13日、総選挙を控えたこの時期に小沢代表の秘書だけが逮捕された理由について、検察当局に説明責任を果たすよう求めた。
 鳩山幹事長は「なぜ総選挙を目前に控えて、同じようなことを多くの方がやっているにもかかわらず、(小沢代表)一人の秘書を逮捕したかは、とても合点のいく話ではありません」と述べ、小沢代表の秘書が総選挙目前のこの時期に逮捕された理由や、同じ容疑を指摘されている自民党関係者が逮捕されない理由について、検察当局に記者会見の場などで説明するよう求めた。
 さらに、検察が自主的に説明しない場合は、検察関係者を国会に参考人招致する考えも示し、「検事総長を呼ぶこともあり得る」と述べて検察側をけん制した。》

▼民主・岡田氏、待望論に「憶測でものを言うときではない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090313/stt0903132301006-n1.htm
岡田克也副代表は13日、CS放送番組に出演し、政治資金規正法違反容疑で公設秘書が逮捕された小沢一郎代表の進退について、当面は党の結束を優先し、直ちに辞任する必要はないとの考えを示した。「ポスト小沢」をめぐり、党内の中堅・若手には、「岡田代表」を求める声も出ていたが、次期衆院選を控え、党内政局を喚起すれば、混乱の収拾がつかなくなると判断したとみられる。
 岡田氏は、進退問題に関し、「民主党が本当に政権を担えるかテストされている。まとまって乗り越えていけるか問われている」と述べ、現時点での辞任には否定的な考えを示した。小沢氏の対応については、「説明責任を果たそうという基本姿勢を見守りたい」と語った。
 収録後には、岡田氏の代表就任に期待感が出ていることについて、「憶測でものを言うときではない。どんどん報道が先走りしてしまう」と述べた。
 民主党では、事件発覚後、次期衆院選への悪影響を懸念する声が強まっている。だが、小沢氏と距離を置く議員は、表立った「小沢降ろし」を控えているのが実情だ。「政権交代を前に党内がゴタゴタしてはいけない」(中堅)との判断があるためで、岡田氏もこうした党内情勢を踏まえ、慎重姿勢に終始した形だ。
 岡田氏は、前原誠司副代表らと8日から東南アジアを歴訪し、13日午前に帰国した。》

▼違法献金:大久保容疑者ら拘置延長を決定
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090314k0000m040112000c.html
東京地裁は13日、小沢一郎民主党代表の資金管理団体陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で逮捕された会計責任者、大久保隆規(47)、前西松建設社長、国沢幹雄(70)両容疑者ら3人について、24日までの拘置延長を認める決定を出した。》