反麻生――2009年07月14日

▼自民、混乱拡大=反麻生派、16日の両院総会要求−首相は古賀氏慰留指示
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009071400840
麻生太郎首相は14日夕、首相官邸自民党細田博之幹事長と会談し、東京都議選の与党敗北の責任を取って辞任表明した古賀誠選対委員長の慰留に努めるよう指示した。一方、首相が21日にも衆院を解散する方針を示したことに、党内の反麻生派議員は反発。両院議員総会の16日開催を要求するなど、党内の混乱が拡大した。》

▼決戦目前、動揺広がる自民=くすぶる「麻生降ろし」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009071400986
東京都議選敗北直後の麻生太郎首相による衆院解散宣言をめぐり、自民党内で14日、動揺が広がった。古賀誠選対委員長が突然、辞意を表明して戦線から離脱。「反麻生」勢力も都議選惨敗の総括を執行部に求めるなど、衆院選を目前に「一致結束」とは程遠い状態を露呈した。
 「都議選と静岡県知事選敗北の責任はどこにあるのか」。同日午前の総務会で、加藤紘一元幹事長がこう口火を切ると、丸山和也参院議員ら中堅・若手も、古賀氏が東国原英夫宮崎県知事に出馬を要請したことなどを取り上げ、執行部の責任を追及した。
 発言に耳を傾けていた古賀氏は「(東国原知事の問題で)迷惑を掛けたことは反省している。比例票をどうかさ上げするかずっと考えていた」と釈明。さらに地方選での連敗に関し「けじめをつけたい」と口にし、総務会を途中退席した。》

▼野党4党が提出した内閣不信任決議案、衆院本会議で否決 造反者はなし
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00159062.html
《14日午後1時、野党4党が提出した麻生内閣不信任決議案を採決するため、衆議院本会議が開催された。
「反麻生」の面々が賛成か反対かの木札を渡すたびに、造反を期待する野党側の歓声が上がったが、造反はなく、否決された。……続いて参議院で、麻生首相に対する問責決議案が採決され、野党の賛成多数で可決された。》