2018年12月02日のニュース・クリップ

米、中国への追加関税を90日猶予 首脳会談で合意 :日本経済新聞

米中両国は1日開いた首脳会談で、米国が中国への追加関税を猶予すると決めた。米中は貿易問題で協議を続け、中国の知的財産保護などで妥結点を探る。米側は90日以内と期限を区切り、合意できなければ2000億ドル分の中国製品の関税率を10%から25%に引き上げる。交渉決裂による貿易戦争の激化は回避したが、関税撤廃など完全解決には至っていない。

トランプ大統領、F35購入に謝意 日米首脳が会談 | ロイター

安倍晋三首相は20カ国・地域(G20)首脳会議が開幕したブエノスアイレスでトランプ米大統領と会談した。トランプ大統領は冒頭、日本が最新鋭ステルス戦闘機F35を購入することに関し、「非常に評価したい」と謝意を表明した。同時に「米国の対日貿易赤字は相当に大きく、迅速に解消されるべきだ」と強調した。

仏全土で燃料増税に抗議のデモ、パリは都市機能がまひ TBS NEWS

フランス全土で燃料税引き上げに抗議する大規模デモが1日に行われ、世界的な観光地パリは都市機能がまひしました。……デモに参加したのはフランス全土でおよそ7万人、パリだけで5500人にのぼりました。シンボルの「黄色いベスト」を着たデモ隊の一部は、投石や車に火を放つなど暴徒化、治安部隊は、催涙弾や放水車を使って排除に乗り出しました。このデモで少なくとも110人がけがをし、287人が逮捕されています。……フランスでは、ガソリン価格の高騰と燃料税引き上げに抗議するデモが先月17日から断続的に行われていて、パリでの大規模デモは3回目です。

距離置く安倍氏、引けぬマクロン氏 15分間の日仏会談:朝日新聞デジタル

安倍晋三首相とマクロン仏大統領は30日午後(日本時間1日未明)、日産自動車と仏ルノーの提携関係をめぐり、アルゼンチンで開かれている主要20カ国・地域(G20)首脳会議の会場で急きょ会談した。三菱自動車を加えた3社の提携の維持を求めるマクロン大統領に対し、安倍首相は「政府が関与するものではない」と距離を置いた。

独首相、専用機トラブル 半日遅れ、民間機でG20に  :日本経済新聞

ドイツのメルケル首相は11月30日、20カ国・地域(G20)首脳会合が同日開幕したアルゼンチン・ブエノスアイレスの空港にスペインの民間航空機で到着した。……政府専用機は29日にベルリンを出発したが、間もなく電子系統のトラブルが起きた。通信システムがダウンして乗員が管制官と衛星電話で通話する状況に追い込まれ、西部ケルンの空港に無事着陸した。メルケル氏は30日に小型の政府機でスペインに着き、さらに同国のイベリア航空機でブエノスアイレス入りした。