2020年03月27日のニュース・クリップ

独、韓国モデルに検査拡大 新型コロナ対策の内部文書:時事ドットコム

南ドイツ新聞(電子版)は27日、独内務省がまとめた「新型コロナウイルスをどう制圧するか」との内部文書で、韓国をモデルに、検査能力を大幅に拡大する方針を示したと報じた。
 政府の説明によると、現在の検査能力は週30万~50万件。文書は、4月末に1日20万件に増やすことを想定している。大規模な検査を行い、外出禁止などを取ることなく抑制に成功している韓国は「印象深い」モデルだという。

新型コロナ、夏に終息の公算小 高温多湿でも活発=欧州当局 - ロイター

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は25日、新型コロナウイルス感染拡大が夏に終息する公算は小さいとの見通しを示した。研究結果によると、シンガポールのような高温多湿の熱帯地方でも、ウイルスの活動が弱まらないという。
ECDCは、この分析が「感染者の隔離や職場でのソーシャル・ディスタンシング(社会的距離戦略)、学校閉鎖など一連の措置の重要性を浮き彫りにした」と指摘した。

BCGワクチン臨床試験へ 新型コロナに効果か―豪研究所:時事ドットコム

オーストラリア南部メルボルンにある小児医療研究所「マードック・チルドレンズ・リサーチ・インスティチュート」は27日、新型コロナウイルスに効果があるかどうかを調べるため、結核予防に使われるBCGワクチンの臨床試験を開始すると発表した。

丸紅、最終赤字1900億円 20年3月期、資源安で3900億円損失  :日本経済新聞

丸紅は25日、資源価格の下落を受けて、2020年3月期の業績予想を3900億円下方修正すると発表した。連結最終損益は1900億円の赤字(前期は2308億円の黒字)と、従来の黒字予想(前期比13%減の2000億円)から一転して過去最大の赤字になる。……下方修正する約3900億円のうち、資源関連が2050億円を占める。最も大きいのは石油・ガス開発事業で約1450億円の損失を計上する。米国メキシコ湾で手掛ける油田事業で800億円、英領北海における油田事業で650億円を計上する。事業の損益分岐点となる原油価格は1バレル15~18ドルまで下がり「将来の減損懸念は払拭した」(柿木社長)という。
穀物事業でも市況低迷を受け約1000億円の減損を計上する。13年に買収した米穀物大手ガビロン関連で800億円、米国の穀物輸出事業で200億円を計上する。

東京新聞:三菱商事、ルノーに出資か 日仏連合強化と報道

フランス紙レゼコーは26日、フランス自動車大手ルノー日産自動車三菱自動車の3社連合が検討している連携強化策の一つとして、三菱商事ルノー株を10%取得し資本参加する案が浮上していると伝えた。……日産はルノー株15%を保有しており、三菱商事が10%を取得すれば、日本勢の比率は計25%となる。ルノーの増資を引き受ける形で参加する可能性もあるとされる。