2020年06月03日のニュース・クリップ

英とEU、継続是非決定へ交渉 期限前最後、月内に首脳会談:東京新聞 TOKYO Web

欧州連合(EU)と英国は2日、英離脱後の自由貿易協定(FTA)締結など新たな関係構築に向け4回目の交渉会合を開始した。交渉を年末で打ち切るか継続するかを決める期限の6月末までに開く最後の交渉会合で、5日まで開催。EU欧州委員会は、フォンデアライエン欧州委員長とジョンソン英首相が交渉の在り方を巡り、月内に会談すると明らかにした。
 両者は「無関税、数量無制限」のFTAを結ぶ方向では一致しているが(1)企業の環境対策や労働条件などを英がEUルールに合わせる保証(2)英水域でのEU漁業権―を巡って対立。

米、デジタル税の対抗措置拡大 10カ国・地域を調査  :日本経済新聞

米通商代表部(USTR)は2日、IT(情報技術)企業に課税する「デジタルサービス税」を巡り、英国など10カ国・地域を調査すると発表した。不公正だと認定すれば制裁関税を含む対抗措置を検討する。昨年のフランスに続き対象を広げる。……対象は英国のほか、イタリアとスペイン、チェコオーストリア欧州連合EU)、インド、インドネシア、ブラジル、トルコの10カ国・地域。外国の不公正な慣行に一方的措置を取る権限を与えた「通商法301条」に基づき調べる。

ロシア「中国なしでは無意味」 米のG7拡大案を批判 - 産経ニュース

先進7カ国(G7)の枠組みをロシアや韓国などを加えて拡大すべきだするトランプ米大統領の提案について、露外務省のザハロワ報道官は「中国の参加なしでは世界的に意味のある取り組みを行うのは不可能だ」とし、否定的な見解を示した。見解は2日、露外務省の公式サイトに掲載された。

ロシア、改憲法案の全国投票を7月1日に実施へ :日本経済新聞

ロシアのプーチン大統領は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期していた憲法改正法案の是非を問う全国投票を7月1日に実施すると表明した。改憲法案はプーチン氏の5選を可能にする条項を含む。……改憲法案は賛成票が過半数に達すれば発効する。選管は6月25日から事前投票の受け付けを始め、一部地域で電子投票の導入を検討する考えも示した。
6月24日には延期となっていた第2次大戦の戦勝パレードを予定する。愛国心を鼓舞するパレードから間を置かずに投票を実施し、賛成票を確保する狙いもありそうだ。

アマビエのマトリョーシカ製作 ロシアの作家、疫病退散願い | 共同通信

新型コロナウイルスの早期終息に願いを込め、ロシア人形マトリョーシカの作家イリーナ・バトルシキナさん(49)が、疫病退散に御利益があるとされる半人半魚の日本の妖怪「アマビエ」を描いた作品を制作した。……5月末にモスクワ市内在住の日本人女性からアマビエ作品の依頼を受け快諾した。
 日本の資料も参考に、マグネットにアマビエを描いた作品を制作した後、今月1日にマトリョーシカ第1号を完成させた。