2020年07月19日のニュース・クリップ

国連事務総長が5大国を批判 「改革拒否」と不平等解消訴える:東京新聞 TOKYO Web

グテレス国連事務総長は18日、オンラインで演説し「70年以上前に世界の頂点に立った国々が、国際機関の力関係の転換を要する改革を拒んでいる」と述べ、大国が不平等解消に取り組んでいないと批判した。……安保理が、拒否権を独占する米英仏ロ中の5常任理事国に牛耳られ、機能不全に陥りがちな現状を問題視したもようだ。

ワクチン研究にサイバー攻撃か──米英カナダがロシアの「APT29」を非難 | ニューズウィーク日本版

イギリス、アメリカとカナダの当局は7月16日に共同で、ロシア政府とつながりのあるハッカー集団が、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のワクチン開発に関する情報を狙ってサイバー攻撃を行っていると非難する声明を出した。
3カ国の情報当局が合同で作成し、16日に公表した報告書によれば、サイバー攻撃を行っているのは、ロシア政府とつながりのある「APT29」(別名「コージーベア」)と呼ばれるハッカー集団。……報告書を公表したのは、英政府通信本部GCHQ)の下部組織である国家サイバーセキュリティ―センター。米国家安全保障局NSA)をはじめ、アメリカとカナダの複数の情報機関も報告書の作成に協力した。

ロシア極東 知事逮捕への抗議拡大 プーチン政権への不満背景か | NHKニュース

ロシア極東のハバロフスク地方では、野党所属でプーチン政権と距離を置くフルガル知事が、15年以上前に起きた殺人事件などに関与した疑いで今月逮捕されました。
知事は容疑を否認し、支援者や野党勢力は逮捕は不当だとして連日抗議活動が続いていて、ハバロフスクでは18日も抗議デモが行われ、地元メディアによりますと、およそ2万人が参加しました。
極東の中心都市ウラジオストクでも抗議集会が行われ、知事の解放やプーチン大統領の辞任を訴えるなど抗議活動は極東やシベリア各地に広がり、強権的な長期政権への不満が地方で高まっていることをうかがわせる事態となっています。

連邦レベルの死刑執行相次ぐ 17年ぶり再開から4日で3人―米:時事ドットコム

米司法省によると、中西部インディアナ州の連邦刑務所で17日、1993年に女児2人を含む5人を殺害し死刑判決が確定したダスティン・リー・ホンケン死刑囚(52)の刑が執行された。連邦レベルの死刑執行は14日に17年ぶりに再開されてから3人目。
 連邦レベルの執行は、88年に連邦で死刑制度が復活して以降2003年までの間に3例しかなかった。

留学生ビザ規制、米連邦政府が撤回へ 大学側が猛反発:朝日新聞デジタル

留学生はオンライン授業だけで米国に滞在することはできないとする方針が、撤回されることになった。ハーバード大マサチューセッツ工科大(MIT)が連邦政府を相手取って連邦地裁に起こした訴訟で14日、双方が規制を撤回することで合意した。
 この方針は、一般学生向けの「F―1」と職業訓練を受ける学生向けの「M―1」のビザについて、今秋以降に留学先がオンライン授業しか行わない場合、新規ビザを発給せず、すでに米国にいるビザ保有者も、対面授業を提供している学校に移るか、国外退去しなければならない、というものだった。