2019年10月03日のニュース・クリップ

英首相のEU離脱最終提案、ポイントは何か - ロイター

英政府によると、今回の提案で北アイルランドを含めたアイルランド島全体が1つの規制ゾーンとなり、全ての工業品や農産品が対象になる。……2020年末の移行期間の終了とともに、北アイルランドはEUの関税同盟を脱して、完全に英国の関税圏に入る。
英国は移行期間終了時にEUの関税同盟から離脱する。……移行期間が終わった後は、北アイルランドは農産品と工業製品について、EUの基準に従う。英国から北アイルランドに入ってくる農産品は、英当局が(英本土側の)検査場所で、EUのルールに基づいて検査や書類作成などを行う。
その結果、北アイルランドからアイルランドに入る製品は検査する必要がなくなる。
アイルランドから北アイルランドに入る物品については、英国は同等の検査をしない。

米民主党のサンダース氏が手術 胸に痛み、選挙運動を中断 | 共同通信

来年の米大統領選の民主党候補指名を目指すサンダース上院議員(78)が1日夜、米西部ネバダ州ラスベガスで選挙運動中に胸の痛みを訴え、病院に搬送された。動脈に血栓が見つかり、網状の筒を入れて拡張させる手術を受け成功した。……民主党候補指名争いは、中道のバイデン前副大統領と、急速に支持を拡大する最左派ウォーレン上院議員が首位争いを繰り広げ、同じ最左派のサンダース氏が続いている。

緑の党、欧州で勢い=環境活動家グレタさん活動「ボーナス」に:時事ドットコム

ドイツ、オーストリアとも難民流入数はピークの2015年から大幅に減少。グレタさんが本格的に活動を始めた昨年ごろから、国民的争点が難民問題から気候変動に移ってきた。既存政党への不満の受け皿になってきた極右やポピュリズム大衆迎合主義)政党から、緑の党が浮動票を奪っている側面もある。
 こうした中、独右派ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢」(AfD)は危機感を覚え、緑の党を「最大の敵」(ガウラント党首)と位置付けてネガティブキャンペーンを展開。「ポピュリズム」対「緑」という、新たな対立軸が形成される様相も現れている。

GM復活、でも長引く全米スト 仕事同じなのに待遇差:朝日新聞デジタル

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)を舞台に、全米自動車労組(UAW)が起こした全米ストライキが3週目に入った。……リーマン・ショックがあった2008年に入社したが、GMは翌年に破綻。約500億ドル(約5兆円)の公的資金で米政府が救済した。……あれから10年。米新車市場の回復と、もうけの大きい大型車ブームでGMは復活。前回労働協約を結んだ15年以降、毎年100億ドル(約1兆円)規模の税引き前利益を稼げるようになった。

快適な老後番付、日本23位=極寒のアイスランド1位-仏調査:時事ドットコム

フランス資産運用大手ナティクシス・インベストメント・マネージャーズが公表した2019年版の「世界老後指数」ランキングで、北欧のアイスランドが首位となった。日本は23位にとどまった。
 調査は先進国と新興国の44カ国が対象。平均寿命や医療支出、政府債務の規模、さらには幸福度や大気汚染など18項目で指数化し、順位付けした。
 2位はスイス、3位ノルウェーといずれも寒冷な気候の国が続いた。一方、最下位の44位はインド。米国は18位、韓国は24位、中国は39位だった。