2019年12月18日のニュース・クリップ

EU離脱後の移行期間は「延長しない」 英法案に条項追加へ - BBCニュース

ボリス・ジョンソン首相がEUとまとめた離脱協定には、通商協定などの交渉のための移行期間が設定されている。期限は2020年12月だが、最大2年まで延長が可能だ。
しかし、今週にも採決が行われる予定の法案の修正案では、いかなる延長も認めない方針だ。
ジョンソン首相は17日に始まった議会で、この条項を追加することで何年にもわたる「膠着(こうちゃく)状態、躊躇(ちゅうちょ)、遅れ」を終わらせると述べた。

英通貨ポンド急落 EU離脱後の大混乱懸念:時事ドットコム

17日の外国為替市場で、英通貨ポンドが急落した。2020年1月末の英国の欧州連合(EU)離脱は決定的なものの、同年末まで設けられる社会・経済の激変を緩和する「移行期間」の終了後、「合意なき離脱」に匹敵する大混乱が生じるとの懸念が強まった。

仏年金改革、スト開始以来3度目の大規模デモ 政府は推進姿勢崩さず:AFPBB News

年金制度改革案をめぐり、政府と各労働組合の対立がこう着状態となっているフランスで17日、今月5日のストライキ開始以来3度目となるデモが行われ、教員や病院職員をはじめとする大勢の公務員らが参加した。ストにより公共交通網が2週間近くまひしているが、政府は改革案の破棄を求める労組の要求に屈しない姿勢を明確に示している。

CNN.co.jp : 内相がフィンランド新首相を「売り子」、大統領は謝罪 エストニア

世界最年少の現職首相となったフィンランドのマリン首相(34)について、隣国エストニアのヘルメ内相が「売り子が首相になった」とやゆして批判を浴び、エストニア大統領がフィンランド大統領に謝罪した。
エストニアの公共放送ERRによると、ヘルメ氏は15日、自身が率いる極右政党のラジオ番組で「売り子が首相になり、路上の活動家や教養のない人々が閣僚になる時代だ」と語った。……マリン氏はこれまで自分の経歴について、恵まれない家庭に育ち、レジ係として働いたこともあると語ってきた。……フィンランド大統領府によると、エストニアのカリユライド大統領は16日、ヘルメ氏の発言についてニーニスト・フィンランド大統領に電話で謝罪した。

チャウシェスク政権崩壊から30年、革命口火の地で追悼の灯 : 読売新聞オンライン

ルーマニアチャウシェスク政権が崩壊した革命から30年を迎えた16日、口火を切った西部ティミショアラで犠牲者の追悼行事が行われた。
 1989年12月16日、ティミショアラで、チャウシェスク大統領の独裁体制を批判した牧師の強制退去処分に反発した市民の抗議運動が起こった。これを契機に反政府デモが各地に拡大し、25日に大統領夫妻が処刑された。