2019年12月20日のニュース・クリップ

米下院、新NAFTA法案可決 上院は越年へ―発効にめど:時事ドットコム

米議会下院は19日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の実施法案を賛成多数で可決した。上院での採決は越年する見通し。自動車貿易の関税をゼロにする条件を厳格化する内容で、域内に進出する日本の自動車各社の北米での生産戦略にも影響を及ぼす。加盟3カ国は2020年中の発効を目指す。

スウェーデン、マイナス金利脱却 世界初、5年ぶり正常化:時事ドットコム

スウェーデン中央銀行は19日、主要政策金利を従来のマイナス0.25%から引き上げ、0%とすると発表した。マイナス金利政策を導入した世界の中央銀行の中で、脱却したのは初めて。

英中銀次期総裁にベイリー氏、EU離脱移行期の政策かじ取りへ - Bloomberg

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁の後任には、英金融行動監視機構(FCA)のベイリー長官が就任する。英国が欧州連合(EU)離脱の次の段階に向かう中で、政府が決定した。
  ベイリー氏は来年3月16日に就任する。カーニー総裁の任期は1月末までだったが、よりスムーズに引き継ぐため延長される。英国は1月31日にEUを離脱する予定。

新興国の債務6000兆円 世銀「50年で最も深刻」:日本経済新聞

世界銀行は19日、世界の新興国の債務に関する報告書を公表した。それによると、公的部門と民間部門を合わせた新興国の債務残高は2018年時点で55兆ドル(約6000兆円)に達し、過去最大を更新した。……報告書によると、18年時点の債務残高は新興国全体の国内総生産GDP)比で168%に膨らんだ。この比率は拡大ペースが速まった10年より54ポイント高まった。なかでも中国の債務増加が目立つ。同国のGDP比の規模は10年から72ポイント上昇し、255%になった。

マカオ返還20年 中国 習主席 「外部勢力の干渉許さず」 | NHKニュース

マカオは、1999年にポルトガルから中国に返還されて20日で20年となり、習近平国家主席や新たに就任した賀一誠行政長官が出席して、記念式典が行われました。
このなかで演説した習主席は「マカオが中国に返還されてから経済は飛躍的に発展し、市民生活は持続的に改善した」と述べ、一国二制度のもとでの経済的な成果を強調しました。