揺れる――2008年11月26日


汚染米転売:三笠フーズが破産手続き申し立て
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081126k0000m040093000c.html
汚染米の不正転売事件で、食品衛生法違反容疑などで大阪、福岡、熊本3府県警の捜索を受けた米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が25日、大阪地裁に破産手続きの開始を申し立てたと発表した。関連会社「辰之巳」(東京都中央区)と冬木三男社長(73)も破産手続きを申し立てた。負債総額は三笠フーズが約9億円、辰之巳が約6億5000万円。」

事故米問題、歴代農相にも責任 政府有識者会議が報告書
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081125AT3S2501025112008.html
「政府の「事故米穀の不正規流通問題に関する有識者会議」(座長・但木敬一弁護士)は25日、カビ毒などに汚染された「事故米」の不正規転売問題に関する報告書を野田聖子消費者行政担当相に提出した。歴代の農相や農林水産省幹部などの責任を指摘しており、農水省は今月中にも関係職員の処分に踏み切る方針だ。」

●28日に「太郎vs一郎」党首討論 2次補正「年明け」通常国会提出
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081125/plc0811252248007-n1.htm
麻生太郎首相は25日、首相官邸で自民、公明両党幹部と会談し、平成20年度第2次補正予算案と関連法案の今国会提出を見送り、来年1月召集の通常国会に提出することを決めた。今国会に2次補正を提出しても民主党が早期採決に応じる保証はないと判断した。」

●解散「来春以降」強まる 補正見送り、民主批判
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811260095.html
麻生太郎首相は二十五日午後、二〇〇八年度第二次補正予算案と関連法案の今国会提出を見送り、来年一月の通常国会に提出する方針を記者団に明らかにした。通常国会は例年、一月中下旬に召集されるが、首相は上旬に前倒しし、補正予算の早期成立を目指す考えを表明した。民主党は「国民との約束を果たすべきだ」と強く反発。」

●「早期解散を」の社説の裏でソロバンをはじく 新聞・テレビの総選挙ビジネス
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20081121-01/1.htm
「広告不況の中、新聞、TV局にとって?選挙特需?は喉から手が出るほど欲しい。特番のCM料だけではなく、選挙期間中、全国ネットでバンバン流れる政党CMは、15秒1本で「300万〜500万円」とされ、新聞の全国版モノクロ全面広告料金は読売も朝日も1回約5000万円前後だ。過熱する選挙報道に煽られるように、政党の広告宣伝費は増え続けている。自民、民主の2大政党だけを見ても、郵政選挙の05年の約67億円から、統一地方選参院選が行なわれた07年には約153億円へと2倍以上になった。そのほとんどは税金(政党交付金)だ。」

●わずか24日の開発期間で2700万円を稼ぐ! iPhone向けアプリ開発で小金持ちラッシュ
http://diamond.jp/series/inside/08_11_28_003/
「物書堂(ものかきどう)の廣瀬則仁社長は、三省堂の「ウィズダム英和・和英辞典」を収録した電子辞典アプリを2800円で販売した。……廣瀬社長がアップル製端末向けにアプリを提供しようと考えたのは6月9日のことだった。コンテンツ権利者である三省堂に承認をもらい、開発、試作品設計を経て、アップルに企画書を提出したのが7月3日。そこまでに要した期間はわずか24日である。しかも、そもそも、辞書のオンライン化技術の素地はもっていたので、必要経費は、アップル社へのベンダー登録費用1万2000円を含めた数万円で、人件費は廣瀬社長を含めた2人分だけ。」

●江戸の敵を長崎で討てるか? ドコモ海外投資再開の裏事情
http://diamond.jp/series/inside_e/08_11_29_001/
「ドコモ関連会社のある幹部は、こう内情を明かす。「国内は成長に限界があるので、インドなどの新興国に足場が必要だった。2000年頃にソニーや旧KDDから大量に中途採用した“海外組”を維持するために、夢ある大きな仕事が必要だったという理由もある」。」

●経済対策に重厚布陣 オバマ次期大統領 「ルービノミクス」踏襲か
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081125/amr0811252034008-n1.htm
オバマ次期米政権の経済チームは、経済危機解決に経験豊富な即戦力を集結させた。次期財務長官に指名したガイトナー・ニューヨーク連銀総裁(47)、国家経済会議(NEC)委員長に任命したサマーズ元財務長官(53)ら、クリントン政権で経済政策を主導したルービン元財務長官の“子飼い”が勢ぞろいした。」

●日産:北米国際自動車ショー出展見送り 三菱とスズキも
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081125k0000e020061000c.html
日産自動車三菱自動車、スズキは25日、来年1月にミシガン州デトロイトで開かれる北米国際自動車ショーデトロイトショー)への出展を見送る方針を明らかにした。景気悪化で米国での新車販売が落ちているため、経費節減を優先させる。北米最大の自動車ショーに多数の大手メーカーが出展しないのは極めて異例だ。」