中川劇場(笑) Vol.2

▼中川氏「けじめとして辞表」 会見一問一答
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/147656.html
《「関係方面にご迷惑をかけ深くおわびする。かなり腰や風邪の疲労がたまっていると診断を受けた。世界経済が急速に悪化する中で景気を良くする気持ちは強い。現在国会で2009年度予算案などの審議が大詰めで、この仕事に全力を挙げて取り組む。予算、関連法案が衆院を通過したならば、けじめとして直ちに辞表を提出したい」
 −辞任を決意したのは。
 「いろんな方からおしかりを受けた。最終的には今日になって(辞任を)首相に申し上げた」
 −なぜこのタイミングで辞任表明なのか。
 「記者会見の映像を見た人たち、子どもたちにいろんな印象を与えたのではないか。これに対する責任をとるために判断した」
 −予算案の衆院通過まで続投する理由は。
 「衆院通過に全力を尽くし、体を張って問題に取り組みたい。首相や国対委員長には直前に意思を伝え、それまで全力を尽くしてやれということだった」
 −参院で可決しない段階での辞任はなぜか。
 「衆院の通過が最大のポイントだと思う」
 −今後については。
 「多分病院でゆっくり休みながら、治療に傾注することになりそうだ。できれば今日にも入院する」》

▼辞任やむを得ない−与党 政権の求心力低下懸念
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021701000348.html
《与党では17日、ろれつが回らない状態で記者会見した中川昭一財務相が辞任表明したことに関し「やむを得ない」(自民党幹部)との見方が出るとともに、麻生政権の一層の求心力低下を懸念する声も上がった。
 自民党細田博之幹事長は共同通信の取材に対し「残念だ。2009年度予算案と関連法案の成立に向け最後まで頑張ってほしい」と強調。村田吉隆国対筆頭副委員長は「予算案審議の一番大事な時期だけに残念だ。一刻も早い予算成立のために辞任を選択せざるを得なかったのだろう。内閣としてぎりぎりの選択だった」と語った。》

▼中川財務相辞意 一夜明け“目覚め” 官僚、市民ら『当然』『日本の恥』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009021702000209.html
《国際会議の後、ろれつが回らない状態で記者会見し、閣僚としての責任が問われていた中川昭一財務相が十七日、辞任する意向を表明した。支持率低下に苦しむ麻生内閣にとって、中川氏の前代未聞の失態は、まさに「弱り目にたたり目」。「日本の恥だ」「辞任は当然」。有権者から怒りとあきれ声が広がった。 》

▼会見の醜態は最も視聴された…海外メディアも痛烈コメント
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090217-OYT1T00538.htm
G7には世界中のマスコミの関心が向けられていただけに、中川財務・金融相の記者会見での迷走と日本での混乱ぶりは、海外メディアでも盛んに取り上げられた。
 「記者会見での醜態は、すぐに日本でインターネットの動画サイトで流れ、最も視聴された」とやゆしたのは英タイムズ紙。ロイター通信は一連の経緯を報じたうえで、「厳しい経済情勢の中で待ったなしの予算審議への影響が懸念される」と指摘していた。
 AFP通信も「記者会見で眠たそうな様子を見せ、ろれつも回っていなかった」と会見での様子を詳報、「日本メディアはこのニュースを大きく伝えている」と紹介した。》