出頭――2009年08月08日

酒井法子容疑者が出頭、覚せい剤取締法違反で逮捕
http://news24.jp/entertainment/news/167320.html
覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状が出されていた女優・酒井法子容疑者(38)が8日、覚せい剤所持の疑いで逮捕された。警視庁によると酒井容疑者は午後8 時半ごろ、東京・文京区にある警視庁の施設に出頭したという。酒井容疑者は、夫の高相祐一容疑者が同法違反容疑で3日に逮捕された後、行方が分からなくなっていた。その後、警視庁が酒井容疑者の自宅マンションを捜索したところ、化粧ポーチの中から微量の覚せい剤や吸引器具が発見されたことなどから、警視庁は7日に逮捕状を取って行方を追っていた。》

▼「こち亀」視聴率12.2% これは「合格ライン」らしい
http://news.ameba.jp/domestic/2009/08/42927.html
《ドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(TBS系)の初回視聴率が12.2%で、春クールの同枠だった『MR. BRAIN』の24.8%と比較してかなり少ない! とネットの各所で騒がれた。だが、最近ではゴールデンタイムの番組ですら2ケタの視聴率を取るのがやっと、という状況になっている。……というわけで、「こち亀」の12.2%は「合格ライン」なのだという。》

▼新幹線、車体も信号も「丸ごと輸出」 国際規格化図る
http://www.asahi.com/business/update/0808/TKY200908080108.html
《国内の鉄道事業者と鉄道関連メーカーが、新幹線や、リニア技術を使った地下鉄の「国際標準化」に向けて動き出した。車両の仕様や信号システムといった国内の鉄道規格を丸ごと輸出できるお墨付きを得るのが目的だ。国際競争力を高め、欧州勢と互角に渡り合おうとしている。 日本の鉄道が国際標準になるためには、スイスにある国際標準化機構(ISO)や国際電気標準会議(IEC)で「国際規格」として認められる必要がある。世界貿易機関WTO)は、各国が鉄道車両や設備を新たにする際、国際規格を利用するよう事実上義務づけている。このため、輸出に力を入れる欧州は、技術の国際規格化を積極的に進めている。国境をまたぐ直通列車が多く、部品の統一化が進むなど好条件もそろっている。
 一方で、新幹線など高速鉄道やリニア技術を使った地下鉄では、車両の幅や高さ、ホームの高さといった規格はまだ、国際規格が決まっていない。現在、欧州を代表する高速鉄道のTGV(フランス)と新幹線の規格は全く違う。新幹線のレールと比べて欧州規格は頭部の丸みが大きく、新幹線をそのまま走らすことはできない。
 04年4月に開業した韓国版新幹線の「韓国高速鉄道」では、欧州と日本勢が競り合った結果、TGVシステムが導入された。
 07年1月に開業した台湾高速鉄道台湾新幹線)は日本国内の企業連合が受注し、新幹線システムを初輸出した。しかし、当初は欧州勢が優先交渉権を得て、計画を進めていたことから、レールや通信設備は、台湾側が欧州規格での建設を求めた。このため、車輪を変えるなど改造が必要になり、安全性を確保するために重要な信号システムなど、新幹線が誇る技術を丸ごと輸出することができなかった。
 米国やブラジル、東南アジアなどでは新たな高速鉄道が計画され、激しい受注競争も予想される。新幹線が国際規格を得て車体から信号システムまで丸ごと輸出できるようになれば、台湾のケースの再発は防げる。
 日本勢は、東京都営地下鉄大阪市営地下鉄で走る鉄輪式のリニアモーターカーの技術も、新興国へ輸出を狙う。床下のモーターが小さい分、車高が低い。トンネルの直径が従来の3分の2ほどで済み、建設費を抑えられる。
 このため、財団法人の鉄道総合技術研究所(東京都)が設置した準備室に川崎重工業日立製作所といった車両メーカー、JR東日本東京メトロなど計9社が参加し、来春に「鉄道国際規格センター」を立ち上げる。IECやISOで日本の規格の優位性を技術的な面から主張し、欧州規格との共存を目指す。》

三菱重工の風車、GEの特許侵害で仮決定 米ITC
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090808AT1D0801B08082009.html
《米国際貿易委員会(ITC)は三菱重工業の風車が米ゼネラル・エレクトリック(GE)の特許を侵害しており、関税法違反だとの仮決定を下した。三菱重工が8日明らかにした。GEは2008年2月、三菱重工の2400キロワット級風車が自社の特許を侵害しているとして、輸入差し止めを求めてITCに申し立てていた。三菱重工は同日、「誠に遺憾」とのコメントを発表した。
 三菱重工によると、仮決定段階では事業中断などの影響はないという。12月7日までに予定されている最終決定に向け、自社の主張が認められるようにITCに働きかけていく方針だ。
 三菱重工は米国を風車事業の主力市場と位置付けており、ITCの最終決定で輸出できなくなれば事業にも影響が出そうだ。》

▼ネット投資家、ひっそり株価操作 摘発相次ぐ
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200908070459.html
《こっそり株価を動かせたら――大勢の投資家が参加する株式市場を舞台に、たった1人で上場企業の株価を不正に操作したとされる事件が、証券取引等監視委員会に相次いで摘発された。その手口とは?
 ……会社員が使った手口の一つが、活発な取引を装う「仮装売買」。……監視委によると、会社員は昨年6月、ガイアックス株173株を高値で買いつける一方、86株を売りつけて取引が盛んなように装い、他の投資家を売買に誘い込んで同社の株価を6万8千円から9万5千円につり上げたとされる。……監視委によると、男性は仮装売買のほかに「見せ玉(ぎょく)」という手口も使っていた。株価は買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多いほど下がる。この仕組みを悪用し、売買を成立(=約定(やくじょう))させるつもりがないのに価格を指定して買い注文を出す方法だ。
 ……ただ、業績や新事業の発表など株価を上下させる材料がないのに出来高が急増すれば、監視委、証券取引所、証券会社の二重三重のチェック網にひっかかる。東京証券取引所幹部は「少額取引でも、ほぼ確実に見抜ける」。多くの場合、証券会社が投資家に直接注意して水際で防いでいるという。
 2点目は、インターネットでの売買だったこと。クリックひとつで頻繁に発注でき、手数料も安いネット取引の口座数は年々増加。日本証券業協会によると、今年3月末時点では約1500万口座で、個人投資家の株売買の8割以上がネット取引とされる。……3点目は、株の値動きを常にチェックできる時間があったこと。愛知県小牧市の会社員は当時、病気を理由に休職中で、自宅のパソコンや携帯電話で注文を繰り返していた。堺市の男性は勤めていた会社が倒産し、解雇されたばかりだったという。
 そして4点目は、ほとんど利益を得ていなかったこと。「売り抜けるタイミングが難しい。いずれ発覚することを考えれば割に合わない違法行為だ」(監視委幹部)。》